毎日の食事作りはやり方によっては節約術の宝庫です。
でも、節約といっても食事内容を下げるのではなく、食事メニュー自体はこれまで同様にレパートリーを増やしながら、使用する調味料などを手作りすることで食費を抑えるという方法です。
まず、野菜不足は健康を損ねることにつながる可能性が高いので、食卓にはできればふんだんに野菜を登場させたいものです。
とはいっても子供は煮物などの野菜はあまり好きではないという場合も少なくありません。
でも、サラダなら喜んで食べるという場合、いつも冷蔵庫に新鮮な野菜をたくさん揃えておくのはちょっと大変かもしれません。
たとえばちょっと割引になったレタスなどの葉野菜は、ほんの少し新鮮さにかけるように感じられるとき、50度のお湯につけておくだけで驚くほどしゃっきりとした状態になってくれます。
50度洗いはかなり話題に上っていろいろとメリットがあるのですが、レタスの変化は特に目を見張るようなものがあります。
お買い得コーナーで見つけたレタスを50度洗いでしゃっきりと蘇らせ、おいしいサラダにしてしまいましょう。
そしておすすめの節約術がドレッシングの手作りです。
ドレッシングは一から作るのは大変だと感じる場合、たとえばシソドレッシングを1リットルのお買得のものを1本買っておくだけで、いろいろな味にアレンジできてとても便利です。
シソドレッシングをベースにしてノンオイルでさっぱりと食べたい時にはそのままでももちろんおいしいのですが、大根とシソを使ったサラダなどにはシソドレッシングをそのまま使うのではなく、ごま油と練り梅をプラスすればよりおいしく変化にとんだ味わいを楽しむことができます。
また、ツナ缶をサラダに使う家庭は多いと思いますが、ツナ缶に入っているオイルは捨ててしまうのではなく、しぼったらそこにシソドレッシングを加えるだけでとてもコクのある美味しいドレッシングが出来上がります。
スーパーのドレッシングコーナーには驚くほどさまざまなドレッシングが並んでいるのですが、コスパを考えればベースになるドレッシングをいくつか買って、そこに好みに合わせて味を足してみるとオリジナルのおいしいドレッシングを作ることはとても節約につながる上なんといってたっぷりと美味しく食べられるのが魅力です。
野菜は鮮度が命なので、あまり買いだめをしすぎないことは大切ですが、ちょっと鮮度の落ちた野菜も50度洗いで蘇らせ、オリジナルドレッシングでサラダにすればとてもお得な一品の出来上がりです。